「待望の雨」大船渡の山火事が発生から丸1週間…38日ぶりの雨で火の勢いは?焼失面積は5日朝時点で“山手線内半分”に 岩手の詳細データ

「待望の雨」大船渡の山火事が発生から丸1週間…38日ぶりの雨で火の勢いは?焼失面積は5日朝時点で“山手線内半分”に 岩手

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動画投稿日 2025/03/05

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真っ赤な炎で埋め尽くされた山肌。 炎が目前に迫る中、消火活動にあたる消防隊員。 しかし、燃え盛る炎の帯は、崖の下まで延々と続いていました。 2月26日に岩手・大船渡市で発生した山林火災は、5日で丸1週間となります。 草木に燃え移った炎が住宅に迫り、焼け落ちて真っ黒な骨組みだけが残った家屋も。 各地から駆け付けた緊急消防援助隊が上空と地上から、夜を徹して消火活動にあたりましたが、山林の急傾斜が立ちはだかるなど作業は難航。 5日午前6時の時点での焼失面積は、4日より300ha広がり、市の面積の9%にあたる約2900haに及びました。 東京都心を走るJR山手線の内側の面積の半分ほどが、焼失してしまったことになります。 なおも、木や草に燃え移った火が住宅のすぐそばまで迫る中、日付が変わった5日午前0時ごろ、みぞれ交じりの雪が降り、昼夜を問わず消火活動にあたっている消防隊の周囲にも雪の粒が。 15日連続で「乾燥注意報」が出ていた岩手県沿岸部。 大船渡市でまとまった雪や雨が降るのは、実に38日ぶりのことです。 長引く避難所生活を続ける住民たちからは、「“恵みの雨”」「一日でも早く避難指示が解除されて、戻りたいのが本音」と、火災発生後初めての雨で、火の勢いが収まることへの期待の声が上がりました。 午後2時の岩手・大船渡市。 降り続いた雪が雨に変わり、火の手が迫る甫嶺(ほれい)地区が白くかすんでいました。 4日まで山林のあちこちから上っていた煙が、雨の影響なのでしょうか。 5日は少ないように感じられます。 大船渡市の山林火災に、緊急消防援助隊として参加している総務省消防庁が公開した映像には、ヘリコプターから見下ろす山林から立ち上る白い煙が映っています。 ヘリの真下にぶら下げられたオレンジ色のバケツ。 次の瞬間、煙の出ている山肌に向けて勢いよく水が放出されていきました。 空と陸の両面から、24時間態勢で続く消火活動。 しかし焼失面積は拡大し続け、鎮火のめどが立たず、住民の避難生活も長期化していました。 そうした中、地元の人気ラーメン店「大船渡秋刀魚だし黒船」が行っていたのが、避難住民へのラーメン無償提供です。 地元・三陸産のサンマを使った看板メニュー「秋刀魚だしラーメン」など、温かい食事が無料で提供され、避難生活を送る住民たちが舌つづみ。 店主は「避難所が全て閉鎖されるまで無償提供を続けたい」と話しています。 ラーメンの無償提供をする黒船・岩瀬龍三店主: いっときだけでも現実逃避をしてもらえればいいかなって。泣いちゃう人もいたりするので、恐縮しちゃうんですけど。 1日でも早い鎮火が望まれる中、火災現場周辺では、日付が変わるころから雨交じりの雪が降り、やがて雨に変わりました。 火災が発生してからはもちろん、実に38日ぶりとなる、まとまった雨。 火の勢いを止める“恵みの雨”となるのか。 午後5時、大船渡市の渕上市長らが会見で、最新の消火活動の状況について説明しました。 防災管理室長: 本日午後5時現在、鎮圧には至っておりません。 岩手・大船渡市の渕上清市長: 本日の雨を境に、なんとか鎮圧に向かってほしいと願う。 建物被害は、少なくとも78棟としています。 長期化する山林火災について、5日の国会で政府の対応について問われた石破首相は「激甚災害ということ、もちろん視野には入っています」と述べました。 FNNプライムオンライン
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